農作物生産性向上に貢献し、国内外の農業を支えます。
農業資材は、当社が取り扱う石油化学製品のノウハウから事業展開し、新たな価値を創り出しています。農業用の被覆シートをはじめとする資材だけでなく、より高品質多収量を実現できるよう、農業用ハウス設備全体のコーディネートを提案します。
太陽光の赤外線(熱源)を効率よく反射する素材のため、光合成に必要な可視光線を可能な限り透過させ、さらにハウス内の温度上昇を抑えます。
特徴
用途
品名 | 遮光率(%) | 幅(mm) | 長さ(m) |
---|---|---|---|
ワリフ明涼 20 | 20 | 1000, 2100 | 100 |
ワリフ明涼 30w | 30 | ||
ワリフ明涼 40 | 40 | ||
ワリフ明涼 50 | 50 |
汎用性の高いネット状のポリエチレン不織布です。白・黒・銀・根切りの4種類あり、それぞれ特化した特徴が異なるため、育てる作物や季節に応じて選択できます。
特徴
用途
品番 | 遮光率(%) | 規格品幅(mm) | 長さ(m) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 | 1200 | 1400 | 1500 | 1800 | 2100 | 2300 | 2700 | 3000 | |||
ワリフ [白] | 約5 | ○ | ○ | - | ○ | - | ○ | ○ | ○ | ○ | 100 |
ワリフ [黒] | 約50 | ○ | ○ | - | ○ | - | - | ○ | - | - | |
ワリフ [銀] | 約45 | - | ○ | - | - | - | - | ○ | - | - | |
ワリフ [根切り] | - | - | - | ○ | ○ | ○ | - | - | - | - | 50 |
「明涼®」を使用した、トンネル栽培用遮熱被覆資材です。太陽光の赤外線(熱源)は反射しつつ、可視光線は可能な限り透過させて明るさを保つため、作物の光合成の阻害を防ぎます。
特徴
用途
適用ハウス寸法:メートル、及び尺貫法表記(尺貫法表記は、おおよその幅・長さです。)
品番 | 遮光率(%) | 規格品幅(mm) | 長さ(m) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 | 1200 | 1400 | 1500 | 1800 | 2100 | 2300 | 2700 | 3000 | |||
ラウンドクール | 25 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 100 |
保温性のある特殊不織布をワリフ®で挟んで補強している被覆材で、除湿及び保温効果が期待できます。「ワリフ®」で補強しているため、強度が高く、吸湿しても縮みにくい特性があります。
特徴
用途
品番 | 規格品幅(mm) | 長さ(m) | ||
---|---|---|---|---|
2000 | 2500 | 3000 | ||
ぬくぬく | ○ | ○ | ○ | 100 |
極細繊維からなる合成紙とワリフ®を熱圧着させた乱反射型光拡散シートです。特殊な繊維構造により高い反射性能と赤外線遮蔽効果を実現しました。太陽光を乱反射させるため、色ムラ・色焼け防止効果もあります。
特徴
用途
品番 | 規格品幅(mm) | 長さ(m) | |
---|---|---|---|
650 | 1300 | ||
てるてる | ○ | ○ | 50 |
てるてる 穴あき (6mm穴/20cmピッチ) |
○ | ○ | 50 |
ハウス内の照度、CO2濃度、湿度、温度、風力を感知し、光を使った光合成調整や効率良いCO2Airの施用を制御するシステムです。CO2施用コントローラー「ブレス」の技術を兼ね備えており、データ管理も可能です。
特徴
ハウス内に設置したセンサBOXにより、CO2濃度を常時モニタリング、効率的な散布を制御するシステムです。天窓の開閉や換気にほとんど影響なく、活発な光合成が安定的に行われるよう、適切な量のCO2を効果的に局所施用します。
特徴
用途
お客様のニーズに合わせて、耐久性及び、作業・効率性の良いハウスをご提案します。
取扱いハウス | 特徴 | イメージ |
---|---|---|
鉄骨ハウス |
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APハウス |
|
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パイプハウス |
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標準仕様 | 1型 | 2型 |
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アーチフレーム | 22.2Φ×1.2mm(45cm間隔) | 25.4Φ×1.2mm(45cm間隔) |
沈下防止杭 | 48.6Φ×2.3mm | 48.6Φ×2.3mm |
間口(W) | 4.5m, 5.4m, 6.0m | |
肩高(H) | 1.6m, 1.8m, 2.0m | |
基礎ベース間隔(L) | 約2.0m間隔, 2.5m間隔 |
当社は、提携農家とスマート・アグリ・システムを利用したいちごの高設栽培実証実験を実施しています。太陽光エネルギーを活用した施設では、ハイブリッドパネルで発電と給湯が同時に実現できます。発電された電気エネルギーは蓄電し、照明や空調設備に電力を供給し、さらに熱エネルギーで温められた不凍液は貯湯タンクにお湯を貯め、培地を加温します。ハウス内には、当社の取り扱う「明涼®」や「ぬくぬく®」が展張され、苗に沿って這わせたホースからは、CO2 を直接取り入れて光合成を活性化させるなど、随所に工夫を施しています。
「ワリフ®」、「明涼®」、「ぬくぬく®」、「てるてる®」はENEOSテクノマテリアル株式会社の登録商標です。