日新商事株式会社

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創業期 事業拡大期 事業の多角化とグローバル展開 持続可能な社会の実現に向けて

創業期 THE FOUNDING OF NISSIN SHOJI

当社の始まりは1950年2月1日、戦後復興期におけるエネルギー需要に着目し、石油製品販売を中心とした商事部門を(株)日新(旧:日新運輸倉庫(株))より引き継ぎ、神奈川県横浜市中区にて、「一般石油製品及び複製品の販売」を事業目的として設立しました。神奈川県横浜市鶴見区に設けた「鶴見油槽所」を起点として、京浜地区一円に石油製品販売を開始し、日本社会の復興を支えました。翌年には、神奈川県横浜市神奈川区にて当社第1号のSS(サービスステーション)となる「金港給油所」で自動車用燃料販売を開始し、現在に至るコアビジネスが誕生しました。

事業拡大期 EXPANSION OF OUR BUSINESS

高度経済成長期には、液化石油ガスや石油化学製品など石油関連事業の幅を広げるとともに、SSネットワークを拡大し、旺盛なエネルギー需要に応えてきました。当時、発電所や工場で利用される重油等の黒油の取り扱いが中心だったことから「黒の日新」と呼ばれていました。

1970年代のオイルショック時には、消費者へのエネルギーの供給責任を果たすべく尽力し、これ以降、ガソリン・灯油・軽油等の白油の取り扱いも強化しました。また、営業活動を円滑に行うため、国内各地へ出張所や支店を設け、人々の暮らしや社会のつながりを支え続けました。

事業の多角化とグローバル展開 BUSINESS DIVERSIFICATION AND INTERNATIONAL EXPANSION

1993年に、設立40周年記念事業として、当社第1号SS「金港給油所」跡地に自社ビル「ベイフロント横浜」を竣工し、不動産事業の展開を本格化しました。その後、当社ブランドの賃貸マンションである「エディアン」シリーズの展開等、安定事業へと成長しています。

さらに、コアビジネスの石油関連事業では、国内で培った経験を基に、より多くの人々の暮らしを支えるべく、成長著しいアジア市場へ進出しました。「NISTRADE (M) SDN. BHD.」をはじめとして、マレーシアやベトナムに現地法人を設立し、ネットワークの強化を図っています。

持続可能な社会の実現に向けて TOWARD A SUSTAINABLE SOCIETY

近年、経済・社会・環境問題に対する様々なリスクが顕在化しており、企業には事業活動を通じて社会課題の解決を図る包括的な対応が求められています。

地球規模での環境問題が深刻化する中、新たなクリーンエネルギーの需要に応えるため、再生可能エネルギーへの取り組みに注力しています。太陽光発電関連機器の販売やノウハウを活かした自社発電所「NSM諏訪ソーラーエナジー発電所」等での売電、バイオマス発電燃料の製造・販売の事業を展開しています。また、農業分野にも進出し、農作物生産性向上へのサポートや自動化植物工場への投資を行っています。

日新商事グループは、エネルギーが持つ「ものを動かす力」を信じて、社会の多様化するニーズにこたえ、モビリティサービスの充実化やエネルギーの開発・提供等、グループの持つ経営資源を最大限に活用し、新たな価値を創出するべく事業の拡大を図り、サステナブルな社会の実現に貢献します。