当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について
当社では、コーポレートガバナンスの実効性を高める取組みの一環として、2022年度の取締役会の実効性を評価しましたので、その概要をお知らせ致します。
1. 評価方法
すべての取締役に対して、取締役会の実効性評価に関する質問票を配付し、全員から回答を得ました。その回答結果を踏まえ取締役会において分析・評価を実施致しました。
2. 評価項目
・取締役会の構成について
・取締役会の運営状況について
・取締役会の役割・責務について
・取締役会を支える体制について
・株主その他ステークホルダーとの関係について
・サスティナビリティについて
3. 分析・評価の結果
当社取締役会は、取締役会の実効性は「確保されている」と判断致しました。
重点課題への取組みに対しては、「グループ全体のコンプライアンスやリスク管理体制の監督状況」と「多様性の確保、人的資本・知的財産の投資等に向けた議論」の二つが評価されました。「グループ全体のコンプライアンスやリスク管理体制の監督状況」は、内部監査部門の有効的な活用が評価されました。「多様性の確保、人的資本・知的財産の投資等に向けた議論」は、社内の意識醸成を目的とした幹部教育や全社啓蒙の継続した実施が評価されています。
4. 2023年度の重点課題
2023年度の重点課題として、「IR活動の充実に向けた取組み」と「サステナビリティを巡る課題の取組み検討状況」の二つを選定しました。いずれも取組みは途上であるため、戦略策定や具体的な取組みに関する議論を一層深め、実効性を高めていきます。