人工光型自動化植物工場『テクノファーム成田』着工について
当社(社長:筒井 博昭)およびJXTGエネルギー株式会社(社長:大田 勝幸)の100%子会社であるJX ANCI株式会社(社長:庄中淳、以下、「JX ANCI」)が出資するJリーフ株式会社(社長:上原淳、以下、「Jリーフ」)は、2019年6月21日に国内最大規模の人工光型自動化植物工場『テクノファーム成田(※1)』の建設工事に着工しましたので、お知らせいたします。
Jリーフは、植物工場の建設・運営に豊富な実績を有する株式会社スプレッド(社長:稲田 信二 、以下、「スプレッド」) とフランチャイズ契約を締結し、食の安全・安定供給に資する事業展開に向け、検討を進めてまいりました。
このたび、Jリーフが建設する人工光型自動化植物工場は、スプレッドが開発した『Techno Farm™ (※ 2) 』を導入し、工場内で植物生長に必要な諸条件(光量、温度、湿度、風速、栄養分など)を最適に制御しながら、栽培工程を自動化することで、安定的に高品質な野菜の生産を目指します。 効率的かつ安全に日産3万株のレタスを栽培する国内最大規模の施設として、 2020年末に本格稼働を予定しています。
本事業は、平成30年5月8日に公表いたしました設立70周年ビジョンにおける中期経営計画の取組みの一環として、シナジー事業領域への投資を行うことで、収益基盤の拡大を目的とするものです。
以上
※1 建設する人工光型自動化植物工場 「テクノファーム成田」の特長
①栽培工程の自動化により省人化、 衛生品質の向上、 作業の標準化が可能
②単位面積当たり生産性が高い
③天候や土壌などの自然環境の影響を受けない
④水や肥料などの利用効率が高く省資源である
⑤虫害が発生しないため工場内で農薬を使用しない
⑥IoT技術を用いて、栽培データを効率的に管理できる
株式会社スプレッドの登録商標
スプレッドのノウハウと技術革新を融合して生まれた次世代型農業生産システム